議事録
読まれる議事録の書き方
会議の目的、決定事項、重要な文脈、次のアクションを簡潔に記録。議事録を逐語録にしてしまう必要はありません。
議事録と文字起こしは役割が違う
文字起こしは発言内容をそのまま残します。議事録は、後から読む人が、何が検討され、何が決まり、次に何をすることになったのかを理解するためのものです。会話を丸ごと写すと、重要な情報が見つけにくくなります。
必要な詳細度は会議によって異なります。通常のプロジェクト定例なら簡潔で十分ですが、取締役会、ガバナンス会議、規制対象の会議では、法的・手続き上の要件が定められていることがあります。
要約する前に事実を押さえる
日時、目的、出席者、議題を記録しましょう。議論中は、決定事項、動議、異議、約束、未解決の質問に印を付けます。録音や文字起こしがあれば、後で表現に争いが出たときの参照になります。
会話の中で最も長かった部分や声が大きかった部分が、最も重要とは限りません。20分の検討より、最後の短い決定のほうが重要なこともあります。
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会議を記録する
議題、参加者、会話を記録し、最終版を元資料と照合できるようにします。
- 02
要点を抽出する
決定事項、重要な文脈、アクションアイテム、担当者、期限、未解決の質問を特定します。
- 03
流し読みしやすく下書きする
会話をそのまま再現するのではなく、議題ごとに整理し、一貫したラベルを使います。
- 04
確認して配布する
重要な詳細を見直し、承認手順に従い、正しい版を対象読者へ共有します。
読み手が流し読みしやすい構成にする
議事録は議題ごとに整理しましょう。各議題について、必要な文脈を要約し、決定事項を明確に書き、そこから生じたアクションアイテムを列挙します。意見の帰属は、記録上必要な場合や理解に重要な場合に限って付けます。
決定事項、アクションアイテム、担当者、期限には一貫したラベルを使いましょう。補足資料は議事録に貼り込むのではなくリンクし、次回会議の日程が分かっていれば記載します。
確認・承認・配布を行う
下書きを文字起こしと照合し、名前、数字、決定事項、約束を確認します。曖昧な点は議長または指定レビュアーに確認しましょう。正式な会議では後日の会議で承認が必要な場合もあるため、下書き版と承認済み版を明確に区別してください。
議事録は対象読者へ速やかに配布し、一貫した場所に保管しましょう。機密事項が話し合われた場合は特に、組織のアクセス権、保存期間、守秘ルールを適用してください。
実用的な議事録の構成
会議情報
日時、目的、議長、記録担当者、出席者、欠席者、議題または関連資料。
議論の要約
結果を理解するために必要な文脈と選択肢のみを、議題ごとに整理して記載します。
決定事項
承認、否決、延期、エスカレーションされた内容を直接的に記し、必要に応じて採決結果も含めます。
アクションとフォローアップ
各タスクについて、担当者1人、期待する結果、期限、次回会議へ持ち越す未解決の質問を記載します。
議事録チェックリスト
- 日時、目的、参加者一覧が正しい。
- すべての最終決定が見つけやすい。
- アクションアイテムに担当者と期限がある。
- 要約が中立的で、結果を理解するのに十分な文脈を含んでいる。
- 下書きか承認済みか、アクセス権、保存ルールが明確である。
よくある質問
議事録はどの程度詳しく書くべきですか?
決定事項と義務を理解できるだけの文脈は含めつつ、記録に影響しない会話の細部は省きましょう。正式な要件がある場合は、より詳細が必要になることがあります。
議事録は文字起こしですか?
いいえ。文字起こしは発言を時系列で記録するもので、議事録は読み手のために重要な事実、決定事項、フォローアップを整理したものです。
議事録は誰が承認すべきですか?
手順は組織や会議の種類によって異なります。議長、参加者、取締役会、または次回の正式会議で承認される場合があります。